市街地道路を閉鎖して、チーム・パシュートを開催した。広く一般の浜松市民に自転車競技を身近で見てもらい、その楽しさを味わってもらおうというのが趣旨である。3人1チームで周回コースを走って、対戦相手に追いついたら勝ち、または3人めが先にゴールしたほうが勝ちというルールである。オリンピックにもこの競技はあり、自転車とスピードスケートで行われるが、通常は専用の競技場で行われる。もちろん屋内である。まちなかで開催すれば、たまたま買い物に来たというような一般市民が通りがかりに観戦できるという利点がある。参加する選手も一般愛好家であり、この点でも、浜松市民の自転車運動会的な要素を備えているというおもしろさがある。スプリントでは、幼稚園児クラスから小学生、中学生のクラスを設けた。子供が懸命に走る姿は誰が見てもかわいく、観戦する者も熱心に応援した。